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2021年07月08日

家庭用蓄電池による電気代削減効果

皆さま、こんにちは!
広島・福山で太陽光発電をするならSAWADAにお任せ!

今回は家庭用蓄電池についてご紹介させていただきます。

家庭用蓄電池を設置することで、電気代が節約できたり、非常時や災害時にも電気が使えたりと様々なメリットがあります。

今回はその中でも「電気代の削減」のメリットに関してご説明いたします!

家庭用蓄電池とは

家庭用蓄電池とは、住宅に設置し、充電して電気を貯め必要な時に電気を供給することができる蓄電設備です。

太陽光発電を導入しているご家庭が、さらに電気代を削減したい場合や、非常時・災害時の非常用電源を確保したい場合などに導入するケースがほとんどです。

蓄電池の導入というと高価なイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし、近年では国や自治体の補助金制度が充実しているだけではなく、リースやレンタルなど様々な導入手法が普及しており、導入障壁は以前と比べ下がっております。

家庭用蓄電池の設置による電気代削減メリット

家庭用蓄電池の設置のメリットの1つに電気代の削減が挙げられます。
電気代の削減メリットは、近年の電気代上昇によりさらに大きなものとなっております。
電気料金は年々上昇傾向にあり、家庭向けの電気料金平均単価の推移でみると

2010年:20.4円/kWh
2019年:24.8円/kWh

と10年間で20%以上も上昇しております。
なぜ電気料金が上昇しているのかについてお伝えする前に、まずは電気代の仕組みを知っておく必要があります。

「電気料金を構成する要素」を表した表をご覧ください。
<電気料金を構成する要素>

電気料金の要素 内容
基本料金 定額制の基本料金
電力量料金 使用電力量によって変動する料金
燃料調整額 1kWhあたり定額(毎月変動あり)火力発電のための燃料(原油、液化天然ガス、石炭)の価格変動によって反映される
再エネ賦課金 1kWhあたり定額「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって電力会社が買取りに要した費用を、電気のご使用量に応じて、需要家が負担する

電気料金は、基本料金・電力量料金・燃料調整額・再生可能エネルギー賦課金(再エネ賦課金)の4つから成り立っていますが、
近年の電気代上昇の要因は、主に燃料調整額と再エネ賦課金です。

燃料調整額

まずは燃料調整額の上昇についてお伝えします。
燃料調整額とは、火力発電のための燃料(原油、液化天然ガス、石炭)の価格変動によって反映される料金です。

現在燃料調整額が上昇している原因は化石燃料価格の高騰です。
2018年度の日本の一次エネルギー供給構成における化石燃料依存度は85.5%と非常に高いです。
そのため、国際原油価格の動向に左右されやすいのです。

現在の石油市場は、コロナウイルスによる需要減から回復しつつあるにも関わらず、供給が追い付いていないという状況です。
供給不足による石油価格の高騰が電気代上昇の要因となっています。

再エネ賦課金

再エネ賦課金とは、再生可能エネルギーで発電された電気を電力会社が買い取るために、消費者から集めるお金のことです。

再エネ賦課金の金額は年度ごとに国が全国一律で決定しており、すべての電力会社で同一の料金体系となっています。

上記のように、再エネ賦課金がスタートした2012年当時は1kWhあたり0.22円でしたが、再生可能エネルギーの普及により、2021年現在の再エネ賦課金額は1kWhあたり3.36円となっており、10年間で15倍以上も上昇しております。

今後も、「2050年カーボンニュートラル宣言」や脱炭素の流れを受け再生可能エネルギーがさらに普及していくことになりますので、再エネ賦課金も上昇していくことが考えられます。

燃料調整額と再エネ賦課金の上昇を受け、電気代は年々上昇傾向にあるため、
「電力会社が供給する電気をなるべく使わない」
ということが、電気代を削減する上で効果があると言えるでしょう。

そこで有効な「電気代上昇の対策」が蓄電池の設置です。

太陽光発電設備を設置しているご家庭に、蓄電池を導入し、昼間に太陽光発電で発電した電気の余剰分を蓄電池に貯めることで、夜間に電力会社から購入する電気を最小限に抑えることができます。

家庭用蓄電池で電気代を削減する方法

電気代を削減するための蓄電池の活用法は主に二つあります。

1つ目は夜間の電力を貯めておくという方法です。
夜には電力の夜間割引が適用され、他の時間帯の電気代に比べ割安な価格で電気を購入することができます。

中国電力「電灯ピークシフトプラン」をもとに作成

上記のグラフを見てもお分かりいただけるように、夜間の電気料金は昼間の電気料金と比べても安価です。
なぜ夜間の電気料金がお得になるかご説明いたします。

電気は、基本的に需要が高ければ価格が上がり、需要が少なくなれば安くなります。
夜間電力プランは、一日の中の需要変動によって起こる調達価格の変動を利用しています。
また、調整が難しい原発等のベースロード電源は特に夜間に電気が余るため、電力会社は夜間電力プランをお得に設定しています。

そのため、夜間の電気代が安い時間に安い電気を蓄電し、電気代が高額な昼間にその電気を使用することで電気代を削減することができるのです。

2つ目は太陽光の電気を蓄電したものを利用する方法です。

蓄電池では、太陽光発電の余った分の電力を蓄電することができます。
太陽光発電での発電量は昼間に最大になるのですが、一般家庭での電力使用量のピークは夕方から夜にかけてです。
そこで、昼間に発電した電力の余剰分を蓄電し夜に使用します。
太陽光発電で発電した電力に料金はかからないので、電力会社から購入する電力を太陽光発電で発電した電力に置き換えることで電気代を削減することができます。

蓄電池設置による電気代削減効果

では、太陽光発電と蓄電池を設置した住宅、蓄電池のみを設置した住宅、何も設置していない住宅の電気代を比べてみましょう。

上の図は、平均的な4人世帯の家庭で一か月の電気代を1万2,000円としたときの電気代の一覧です。

太陽光発電と蓄電池を共に設置した場合は、昼間は太陽光発電で発電した電気を使用し、余った電気は蓄電池に貯めて夜に使用できるため、電力会社から電力を購入することはほとんどありません。
そのため、月々の電気代を1万1,000円程度削減することができます。

蓄電池のみを設置した場合は、夜間の電気代が安い時間帯に電気を貯め、電力を昼間に使うことによって、月々3,000円程度の電気代削減につながります。

何も設置しない場合に比べると、蓄電池のみの設置でも月々3,000円程度、30年間に換算すると100万円以上の削減になります。

しかし、電気代削減効果の最大化を考えると、太陽光発電も一緒に設置した方が得られる効果はより大きいと言えるでしょう。

補助金を活用して蓄電池を購入しさらにお得に!

今年度は「令和3年 分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」に関する補助金(通称DER補助金)を利用することで蓄電池を安く設置することができます。

DER補助金の目的としては、

・再生可能エネルギーの普及拡大
・電力の安定かつ効率的な供給

となっており、上記実証事業に参加をすることで補助金を受け取ることができます。

 設備区分 費用区分 補助率 補助金上限額
家庭用蓄電システム 設備・工事費 1/3以内 4万円/kWh

こちらの補助金を活用すると、家庭用蓄電池の一般的なサイズである6.5kWhの蓄電池を導入した場合で最大26万円の補助金を受け取ることができます。

また、電気代削減の効果を最大化するための太陽光発電や蓄電池の購入も併せてご検討ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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最後までご覧いただきありがとうございました!

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