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2022年03月28日

Society 5.0とは?わかりやすく解説

皆さま、こんにちは!
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Society 5.0という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。

Society 5.0とは、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、 経済発展と社会的課題の解決を両立する」社会を指します。

本日は、多くの社会的課題を解決するSociety 5.0について執筆いたします。

Society 5.0とは?

前述のとおり、Society 5.0とは、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する」ことです。

人間中心の社会(Society)、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されています。

*内閣府 Society 5.0の解説より抜粋

Society 5.0が目指す世界

これまでの情報社会(Society 4.0)では知識や情報が共有されず、分野横断的な連携が不十分であるという問題がありました。

人が行う能力に限界があるため、あふれる情報から必要な情報を見つけて分析する作業の負担や、年齢や障害などによる労働や行動範囲に制約があります。また、少子高齢化や地方の過疎化などの課題に対して様々な制約があり、十分に対応することが困難でした。

Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します。

また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服可能です。

社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感を打破し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重しあえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会となります。

*内閣府 Society 5.0の解説より抜粋

事例:交通

Society 5.0において、新たな価値が創造された交通関係の事例を紹介いたします。

事例:各自動車からのセンサー情報、天気、交通、宿泊、飲食といったリアルタイムの情報、過去の履歴などのデータベースといった様々な情報を含むビッグデータをAIで解析することにより、
「好みに合わせた観光ルートの提供や、天気や混雑を考慮した最適な計画が提案され、旅行や観光がしやすくなること」
「自動走行で渋滞なく、事故なく、快適に移動すること」
「カーシェアや公共交通の組み合わせでスムーズに移動すること」
「高齢者や障がい者でも自律型車いすで一人での移動が可能となること」
といったことが出来るようになるとともに、社会全体としても交通機関からのCO2排出が削減され、地方の活性化や消費の拡大にもつながることになります。

事例:医療・介護

Society 5.0において、新たな価値が創造された医療・介護関係の事例を紹介いたします。

事例:各個人のリアルタイムの生理計測データ、医療現場の情報、医療・感染情報、環境情報といった様々な情報を含むビッグデータをAIで解析することにより、
「ロボットによる生活支援・話し相手などにより一人でも快適な生活を送ること」
「リアルタイムの自動健康診断などでの健康促進や病気を早期発見すること」
「生理計測・医療データの共有によりどこでも最適な治療を受けること」
「医療・介護現場でのロボットによる支援で負担を軽減すること」
といったことが出来るようになるとともに、社会全体としても医療費や介護費などの社会的コストの削減や医療現場等での人手不足の問題を解決することが可能となります。

事例:ものづくり

Society 5.0において、新たな価値が創造されたものづくり関係の事例を紹介いたします。

事例:顧客や消費者の需要、各サプライヤーの在庫情報、配送情報といった様々な情報を含むビッグデータをAIで解析することにより、
「これまで取引のない他分野や系列のサプライヤーを連携させ、ニーズに対応したフレキシブルな生産計画・在庫管理をすること」
「AIやロボット活用、工場間連携による生産の効率化、省人化、熟練技術の継承(匠の技のモデル化)、多品種少量生産が可能となること」
「異業種協調配送やトラックの隊列走行などによる物流の効率化を図ること 」
「顧客や消費者においてもニーズに合った安価な品物を納期遅れなく入手できること」
といったことが出来るようになるとともに、社会全体としても産業の競争力強化、災害時の対応、人手不足の解消、多様なニーズの対応、GHG排出や経費の削減、顧客満足度の向上や消費の活性化を図ることが可能となります。

事例:農業

Society 5.0において、新たな価値が創造された農業関係の事例を紹介いたします。

事例:気象情報、農作物の生育情報、市場情報、食のトレンド・ニーズといった様々な情報を含むビッグデータをAIで解析することにより、
「ロボットトラクタなどによる農作業の自動化・省力化、ドローンなどによる生育情報の自動収集、天候予測や河川情報に基づく水管理の自動化・最適化などによる超省力・高生産なスマート農業を実現すること」
「ニーズに合わせた収穫量の設定、天候予測などに併せた最適な作業計画、経験やノウハウの共有、販売先の拡大などを通じた営農計画を策定すること」
「消費者が欲しい農作物を欲しい時に入手可能となること」
「自動配送車などにより欲しい消費者に欲しい時に農産物を配送すること」
といったことが出来るようになるとともに、社会全体としても食料の増産や安定供給、農産地での人手不足問題の解決、食料のロス軽減や消費を活性化することが可能となります。

事例:エネルギー

Society 5.0において、新たな価値が創造されたエネルギー関係の事例を紹介いたします。

事例:気象情報、発電所の稼働状況、EVの充放電、各家庭での使用状況といった様々な情報を含むビッグデータをAIで解析することにより、
「的確な需要予測や気象予測を踏まえた多様なエネルギーによって安定的にエネルギーを供給すること」
「水素製造や電気自動車(EV)等を活用したエネルギーを地産地消、地域間で融通すること」
「供給予測による使用の最適提案などによる各家庭での省エネを図ること」
といったことが出来るようになるとともに、社会全体としてもエネルギーの安定供給やGHG排出の削減などの環境負荷の軽減を図ることが可能となります。

まとめ

これまでの社会では、経済や組織といったシステムが優先され、個々の能力などに応じて個人が受けるモノやサービスに格差が生じている面がありました。

しかし、Society 5.0ではビッグデータを踏まえたAIやロボットが、今まで人間が行っていた作業や調整を代行・支援するため、日々の煩雑で不得手な作業などから解放され、誰もが快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることが出来るようになります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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