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2022年10月07日

太陽光発電設備の設置に際してよくある質問をまとめて解説します!

皆さま、こんにちは!
広島・福山で太陽光発電をするならSAWADAにお任せ!

企業のオフィスや工場などの屋根へ太陽光発電設備を設置し、自社で使う電力を自社で賄うことで、電気料金削減につながることから、「自家消費型太陽光発電」が注目を集めています。

本日は、自家消費型太陽光発電の設置を検討している方へ、設置に際する主な疑問を解決させていただきます!

個別のご相談については、こちらよりお気軽にお問い合わせください!

Q 設置に必要な面積はどのくらいですか?

どのくらいの電気を使用しているのか、そのうちどのくらいの電気を太陽光発電で賄いたいのかによって、太陽光パネルの必要面積を決めていきます。

①kW容量を求める

年間50,000kWh/年を太陽光発電で発電したいとします。
太陽光発電は1kWあたり1,000kWhほど発電するとすれば、50kWほどの太陽光発電システムが必要となります。

②太陽光パネルの必要面積を求める

2022年現在、縦2000mm × 横1000mmの太陽光パネルの場合、500Wほど発電します。
つまり、1kWの発電に、4㎡が必要となります。
50kWほどの太陽光パネルを設置したい場合は、少なくとも200㎡の屋根面積が必要となります。

③設置に必要な面積を求める

太陽光発電の電気を利用するには、太陽光パネルの面積以外にも必要な面積があります。

・工事やメンテナンスのための面積

 太陽光パネルを設置する際は、工事やメンテナンス用の通路を確保するために、パネル間にスペースをとる必要があります。

・アレイとアレイの間の隙間

アレイとは、太陽光パネルを複数枚結線したものです。
アレイ同士の影が重なってしまうと、発電効率が下がってしまうので、アレイ間に隙間が必要です。

・外周の通路

メンテナンスをしたり安全性を確保するには、屋根の面積いっぱいに太陽光発電を設置することは現実的に不可能です。
そのため外周の通路が必要となります。

・蓄電池を設置する面積

BCP対策やピークシフトによる電気代削減効果を狙う場合は、蓄電池の設置を行います。

令和5年度のストレージパリティ補助金では、太陽光発電の補助を受けるのに蓄電池の導入が必須となっています。
蓄電池を設置する場合はそのスペース確保を行いましょう。

上記のように、太陽光発電設備はパネル設置面積以外にも面積が必要となりますので、年間50,000kWh/年の発電量が必要な場合は、200㎡に加えて、100㎡ほど見込んでいるとよいでしょう。

Q 導入の際に注意点はありますか?

①建物の耐荷重に注意!

工場やオフィスの屋根上に太陽光発電システムを設置すると建物に負担がかかります。
具体的には、太陽光パネルを支えるための最低限の基準が、建築基準法等で決められています。
仮に、建物の耐震基準を満たさない場合は、屋根の改修工事や耐震工事が必要となる場合があります。

耐荷重や耐震については、建物を建てた建築会社に確認することもあり、データが無い場合は、有償になりますが構造計算をしなおす場合もございます。
詳しくはご相談ください。

②設置時に電源を止める必要があるので注意!

工場の屋根上に太陽光発電システムを設置する場合、一時的に電源を停止する必要があります。
事前に自社の従業員に、設置時期や停電作業について説明を行っておきましょう。

Q 設置費用はどのくらいですか?

調達価格等算定委員会では、産業用太陽光発電のシステム費用の平均を規模別に算出しています。

システム費用の平均単価は、2021年では以下となっています。

容量帯 平均費用
10kW~50kW 25.5万円/kW
50kW~250kW 18.3万円/kW
250kW~500kW 17.2万円/kW
500kW~1,000kW 17.6万円/kW
1,000kW以上 20.5万円/kW

上記のシステム費用には、設備費と工事費、設計費が含まれます。

システム      10kW以上全体の平均費用  
パネル      11.1万円/kW  
パワコン       3.3万円/kW  
架台       3.6万円/kW  
そのほか       1.7万円/kW  
工事費       7.8万円/kW  
設計費       0.2万円/kW  

システム費用の内訳として最も大きいのが太陽光パネルですが、太陽光パネルは、半導体の市場価格に左右されるので、時期によって価格が大きく変わります。

50kWの太陽光発電設備の場合、18.3万円/kW×50kWなので、915万円ほど費用がかかることになります。

現在は為替の影響によって、上記価格よりも資材の調達コストがあがっております。
まだまだ上昇傾向にありますので、ご検討の場合にはお早めにご相談ください。

Q 投資回収の期間はどのくらいですか?

50kWの太陽光発電設備の場合、設置費用が915万円ほどかかるとします。

現在20円/kWhで電気を買っている場合、
20円/kWh×1000kWh/kW/年×50kW=100万円/年
電気代が削減できます。

そのため、9年目で投資回収ができることとなります。

太陽光発電設備を単体で、補助金や優遇税制なしで導入すると、
10年前後の投資回収年数となります。

Q 導入シミュレーションの際に、必要な情報や資料はありますか?

自家消費型太陽光のシミュレーションには以下の情報が必要です。

  1. 30分デマンド値(1年分)
  2. 住所
  3. 設置する設備(例:スーパー、自動車工場、冷蔵倉庫など)
  4. 受電契約(高圧・低圧動力・低圧電灯)
  5. 延床面積
  6. 外観写真

「いきなりすべては揃えられない!」という企業様も多くいらっしゃいますので、まずはご住所を伺い、航空写真などから概算での設計も可能です。

Q デマンドデータはどのように取るのですか?

基本的には需要家様から電力会社へご依頼いただくことが必要です。
まずは、主任技術者に聞いていただくか、電力会社の担当窓口にお問い合わせください。

その際には、「高圧受電の30分デマンド値の直近1年分」の請求をお願いいたします。

中国電力の場合、
需要場所で計量した30分電力量は、電気通信事業者の通信ネットワークおよびシステムを介し、託送関係ホームページで提供しているとのことです。

Q 補助金は利用できますか?

太陽光発電設備を設置する際には、補助金をご活用いただけます。
活用できる補助金は以下で解説しております。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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