全太陽光発電所適正化に向けた見学ツアー&セミナー@福山


先週の土曜日、6月29日に
「全太陽光発電所適正化に向けた見学ツアー&セミナー@福山」が開催されました。
主催は、一般社団法人太陽光発電事業者連盟(ASPEn)
株式会社SAWADAでは、広島支部を担当しております。
2017年4月に施行された改正FIT法では
①標識の設置
②柵・塀の設置
③定期点検
が義務付けられました。
今回は、このツアーで近接の発電所がきちんとこれを遵守できてるか
どこが判断基準になるのかを中心に再確認してきました。
…結果、まだまだ遵守できてない発電所が数多く発見されました。
①はできてるけど、②ができてない発電所
②はできてるけど、①ができてない発電所
…おそらく③もしていないであろう発電所と、様々
もちろん、しっかりとすべて順守されているであろう発電所もあります。
度々、資源エネルギー庁のHPでは、この
新FIT制度に基づく標識、柵塀の設置義務に関するお知らせ(注意喚起)
が案内されており、これによる取り消しではないものの、設置された後で取り消しとなる事例もあり「法令違反」の発電所はこれからも取り締まりが強化される可能性もあります。
自分の発電所は大丈夫なのか?と不安に思う場合は、相談できる業者を見つけておきましょう。
相談できる先が無く、お困りの場合はご遠慮なく弊社までご相談ください。
また、その後のセミナーでは、今後の太陽光の可能性、政策の動向などについて
代表理事の谷口洋和様と、専務理事の馬上丈司様にご講演いただきました。
今の政策の矛盾点や、今後、発電事業者がどうすべきかなども聞くことができ
とても有意義な時間となりました。
ご参加いただいた皆様、主催いただいたASPEnの皆様、ありがとうございました。
我々には、まだまだ再エネを増やしていく義務があると考えています。
再エネ賦課金が増えることにより、国民負担が増えるという話は確かにありますが
それ以上に、未来への投資、すべての国民が便益を得ることができるのが、再生可能エネルギーだと確信しています。
今後の政策に期待しつつ、謙虚にひとつずつ、再エネの普及に取り組んでまいります。